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オリジナル名言集・格言集1500句+時々ポエム、あと政治社会。

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日本民主主義の政治的問題点を解決する方法・新しい政治思想、制度に基づいて

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Photo By Rama (Own work) [CeCILL or CC BY-SA 2.0 fr], via Wikimedia Commons

・はじめに

昨今の国会やこの国の政治制度、体制を見てみると民主主義とは言うものの、

国民の意見や意思といったものが、 反映されているとは言いがたく、現代という時代に合わず、国民を蚊帳の外に置いてしまっている。

政治を含めたこの国の制度は耐久年数を超え、老朽化してしているといっても過言ではない。

そして、民主主義は問題点として他の政治制度と比べ政治的な決定・決断が遅く、それが危機を深刻化させる可能性があり、

基本的に多数決による決定されるものの、テスト問題等と一緒にするのも難ではあるが、

まるで正答率の低い難問・難題・奇問のような政治的課題においては、大勢が間違うのでそれらに対し多数派は無力であること。

加えて、そういった難奇問の類にはごく少数の人々が正解や良い案を生み出すであろうにもかかわらず、

多数派が優先される民主主義では少数派はないがしろにされたり、最悪無視される恐れがある。

場合によっては多数派の多数決による一方的な暴力となりかねない。

また、他の政治制度と比べ政策を実行に移しても様々な反発や妨害により、それを完全に完璧に近い状態で迅速に行うことが難しくなる恐れもある。

責任の所在も君主制のような制度なら明確だが、民主主義は責任が政治家を選んだ国民にあるのか、それとも選ばれた政治家にあるのか不明確であると言える。

よってこれらの日本民主主義の政治的問題点を踏まえ、微力ではあるが、国民、知者(有識者等)、前統治者(前の国の代表)の投票による順位に基づいて、

国の代表(首相、大統領等)を決める新たな政治の在り方を、民主主義の問題点を解決する方法をこれから考えてみたいと思う。

・選出方法

まず候補者がA氏、B氏、C氏、三名いたとして、(地方選挙からの勝ち抜き制度によって最終的に三名が選出される。詳しくは下記の記事を参照。)

t-h.hatenablog.com

 

国民による投票で Aが二千万票、Bが三千万票、Cが三千五百万票だとすると、

(およそ一億三千万人いるうちの八千五百万人が投票したとして考えている。)Cが一位、Bが二位、Aが三位となる。

(投票方法は従来の投票用紙に書き投票する方法ではなく、専用サーバー、独立した専用回線を用いた電子投票で投票後その記録を紙に印刷、印字する方法。

しかし、これだけでは終わりではなく、次に知者(有識者などからなる委員会) による委員会の投票がある。

委員会は基本的に三百人で構成される。

そして、投票したとして今度はAが百票、Bが百二十票、Cが八十票で、Bが一位、Aが二位、Cが三位となる。

最後に前統治者(前の代表)が候補者の順位を決める。Bが一位、Cが二位、Aが三位とする。

これらの順位をすべて足して、三で割った数値が一に最も近い人を次の代表とする。

A、3位+2位+3位÷3=2.666666666666667 四捨五入して2.7

B、2位+1位+1位÷3=1.333333333333333 およそ1.3

C、1位+3位+2位÷3=2  2となる。

よって、一に最も近いBが次の代表に決定する。

また、国民、知者、前統治者の投票によって以下の結果となった場合、前統治者を除いて計算された結果により、次の統治者(代表)が決まる。

「投票結果」

国民 ・ 知者 ・ 前統治者

 ↓     ↓     ↓

1位 + 2位 + 3位 =6÷3=2 「A」

2位 + 3位 + 1位 =6÷3=2 「B」

3位 + 1位 + 2位 =6÷3=2 「C」

全て2となり、この場合は決定できないので、 前統治者を除いて二で割る。

A  1位+2位=3÷2=1.5

B  2位+3位=5÷2=2.5

C  3位+1位=4÷2=2     Aが代表(統治者)となる。

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Photo credit: Just Mustafa / Foter / CC BY-NC-SA

・この仕組みにした理由とその詳細

なぜあえて国民投票だけで決めずに、委員会や前統治者の投票を行うかというと、

先の第二次世界大戦のドイツの様に、民衆が熱狂或いは、暴走して投票し、悪しき人間が権力を握ることの無いようにする為だ。

委員会が国民の暴走を防ぐ役割を果たし、 前統治者(穏便に辞めたかつ精神が正常な)はその見識を次の国政へ反映させる為に投票を行う。

国民が投票するのは、彼らの民意を反映させる為だけではなく、代表者が国民に対して、危害を加えないようにする為で、

もし、代表者が危害を加えれば、自らの立場を危ういものにすることとなるだろう。

何故なら、代表の任期は基本的に10年間、再選も可能であるが、いつでも行うことが出来る(三分の一の国民か委員が参加表明することにより) 

投票の二分の一以上の国民と委員会の反対票、もしくは、三分の二以上の反対票の場合は国民か委員会のどちらかによって、権限をはく奪することが(平たく言えばやめさせることが)できるからだ。

(この代表が無意味に国民等に危害を加えたり、国家を危機に陥れたりしてやめさせられた場合、再び出馬、再選することは出来ない。)

また、国の代表は独自に法案を作成し自ら可決し、 自らの判断によって既存の法を廃止にできるが、

代表の全ての決定、情報は国民と委員会に公開、開示され、 必要であれば委員会の委員や国民はいつでも投票を開催し、

反対票を投じることによって、これを阻止できる。(拒否権を持つ。)(どちらか三分の一以上の反対票)代表のほかの決定に対しても同様だ。

そして代表は陸、海、空を統帥し、司法、立法、行政の頂点に立つ。(代表は憲法の下に位置し、憲法の定めるところに従う)

戦争や紛争等の有事の際は、国民と委員会の反発(どちらか三分の二の反対による拒否権発動)にあわない限り、代表は最高司令官として機動的に決断し、実行することが出来ようになる。

それと、国の代表ではない国民も法案を提出し、既存の法を廃止にする提案が出来る。その場合は、委員会の三分の二の賛成と代表の賛成により法案は可決、既存の法は廃止される。 

委員会も法案を提出することが出来、 委員会の法案も同様に、国民の三分の二の賛成と代表の賛成により法案は可決、既存の法は廃止される。

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Photo credit: Stephen Fulljames / Foter / CC BY-NC

この様に、今までの民主主義とはさまざまな点で異なる制度となる。

一番の大きな違いは国民だけでなく、知者と前統治者による投票が行われる点と、 

それにより選ばれた代表は絶大な権限を与えられるという点、 

また、今までの様に、選ばれた代議士(議員)だけによる法案の提出や可決ではなく、国民、代表、委員会のそれぞれが法案を作成し提出、採否を決め、 

既存の法も廃止にすることが出来るということだろう。

・・・。

ある意味、この制度は国家そのものが議会、国家総議会とも言えるかもしれない。

因みに委員会のメンバー(委員)をどのように決定するかというと、候補としては、学者、知識人、有識者、功労者、または、 それらに準ずる者から選ばれる。 

健康である限り、そして本人が引退を決意しない限り、任期の期限は無い。

報酬をどうするかは議論の余地があるだろう。

選考基準は今までにどのような業績や功績を残してきたか、 能力があるのかそして、 

人格的、道徳的に に問題がないかということになる。

 

少々説明が分かりづらくなってしまったと思うので、学校を用いて例え話をしてみようと思う。

国民を生徒、委員会と委員を職員室と教職員(教師(先生))、代表を前生徒会長に例えてみると、

次の生徒会長を選ぶために生徒、教師、前生徒会長による投票を行い、前に述べた様に順位を決め、新しい生徒会長を決定する。

という風に選挙を行うことが出来るだろう。

校則(法律)もそれぞれが考え、提出することが出来、賛成が得られれば新しい校則を定めることが可能となる。

話を元に戻すと、間接民主制のように、完全に誰かに政治を任せるのでなく、

かと言って従来の直接民主制とも異なり、皆で選び、共に考えるこの政治制度は、 

現在の民主主義を補完し得るものとなる可能性があるのではないだろうか。

国民と知者(有識者など)が代表の考えた法案などに、反対することが可能となることにより、

代表(統治者)の政治が独りよがりとなり暴走することを防ぎ、

また、知者(有識者等)からなる委員会の法案に対しても、国民と代表の賛成が得られなければ可決されないので、

現実にそぐわない法案や国民を無視したような法案を防ぐことが出来る。

国民が投票により(法案などに対して)賛成や反対を示すことができ、

なおかつ、考えた法案を提出し、委員会や代表の賛成が得られれば、法律を新たに作り、

制定出来ることは国民の更なる政治参加を促すこととなるだろう。

最後に憲法改正方法についてだが、国民か委員会の二分の一以上の同意、または代表の提案により、改正議論を行うことが出来、それぞれが出した案に国民と委員会の三分の二以上の賛成に加え、代表の賛成により憲法が改正されることとなる。

・終わりに

このように誰か一人にだけによって国が治められるのではなく、国民、有識者、代表の三者による共同統治とでも言う制度によって、

それぞれが国家の歩む道やあるべき姿を共に考えることがより良い政治を実現すきっかけとなるだろうと筆者は考える。